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バーチャルリアリティで歯科医療

大人でも歯医者を嫌がる人がいますが、子どもだとなおさらです。最近では治療中にじっとしていてくれない乳幼児や多動症の子どもにVRゴーグルをつけさせ、動画に集中しているすきに治療を終わらせるという方法があるそうです。当初は子どもの歯科医療のために開発していたこのシステムですが、今は知的障害者や認知症の患者にも応用ができています。知的障害者は自分で歯の管理がきちんとできないため、虫歯が多く歯医者にかかることが多いそうです。しかし口を開けさせることからすでに困難で、場合によっては入院させて全身麻酔で眠らせて処置を行わなければなりません。これは患者本人にとっても、歯科医側にとっても負担が大きいことです。そこでVRゴーグルをつけさせ、動画で気を紛らわせたところスムーズに治療が完了しました。また、誰にも経験があることでしょうが歯医者は待合室も不安です。そこで待合室でもVRを使って不安を紛らわせることも実践されています。患者の不安を減らすことで医療の水準がぐっと向上することでしょう。

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